油圧ユニット　オイルクーラ更新　設置工事　④

神奈川県のお客様。【油圧ポンプ周辺修復編】

 

 

前回【配管取出し設置編】の続きです。

 

 

 

破損していたオイルポンプ及び周辺の修復を実施しました。

 

 

 

油圧ポンプ、モーター部の結線ボックスなのですが、

ポンプ交換時に無理に入れてしまったのか

受け側が変形していて蓋が閉まっていませんでした。

 

 

端子部などに粉塵や油などが堆積すると

火災などを引き起こす可能性があり非常に危険なので、

修復する事に・・・

 

 

【取り外したボックス】

 

 

【修復後】

叩いたり溶接したりで形を整えて錆びないように塗装。

ボックスの向きを変更し取付、配線も綺麗に。

 

もちろん。蓋もちゃんと閉まります。

 

 

続いて・・

 

モータベース（モーターの固定されているプレート）と

タンク上面の間に取り付けられているこの部品。

防振ゴムと言って、

ポンプや配管などの振動を和らげてくれる物なのですが、

４ヶ所全て、ゴムの部分が朽ちて千切れていました。

 

これが破損していたので、ポンプが固定されず、

正規の位置とは違う所に移動していました。

 

 

 

【交換後】

モーターベースとタンク上部間に隙間ができ、

交換前に比べると音と振動がだいぶ和らぎました。

 

後は配管の取り直しなど、

配管などに無理がかかると破損（油漏れ）の原因になりますので・・・

 

 

 

つづき・・・

 

 

 

 

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