歯科用治療椅子(デンタルチェアー）　油漏れ改修工事　その２

お客様　東京都国立市　　瀬良歯科クリニック　様

 

 

前回

歯科用治療椅子(デンタルチェアー）　油漏れ改修工事　その１　の、

事前調査後、弊社にて選定した必要部品が揃ったため工事にお伺いしました。

 

 

【　改造修理前　】

油圧ホースから漏れた油で装置内や床が汚れてしまっていました。

また、そのせいでシリンダーの保持ができず、椅子の姿勢（背もたれなど）が保てない状態でした。

 

 

 

 

【　問題の油圧ホース　】

〇ホース：生産中止

〇金具（ホース両端のカシメてある銀色の部分）：特殊な形状　※市販品該当なし

 

上記の理由により、

〇油圧ホース

〇ホースアダプタ

〇小型絞り弁（油の流量を調整するバルブ）

〇ねじ込み継手　等

　　　　　　　　　　　　　　を交換いたしました。

 

 

 

 

【　作業風景　】

写真を頂きました。(#^^#)

 

 

 

 

【　改造修理後の油圧ユニット部　】

椅子が上下に動くため

上昇端の時と下降端の時の油圧ホースや配管などの状態を見ながら

個々の位置を細かく調整し組付けました。

 

 

 

 

【　配管類交換後のシリンダー部分　】

今回の様にメーカー独自の特殊な部品を使用していた場合

全く同じものが入手できれば問題ないのですが

ほとんどの場合、入手はできません。

 

（メーカーさんは部品をあまりストックしておらず、比較的本体の更新を進める傾向にあるように思います。）

 

そこで、

もし壊れた場合でも他に手入りやすい部品の中で何とかならない物かと

経験を基に探し当てたものを取り付けいたしました。

 

 

純正品より強度も上げているため

まず壊れる事はないでしょう・・・

 

 

 

 

これでまた、問題なく使用できるようになったと

大変お喜びいただけました。

 

 

 

一見、医療系と工業系

 

全く違うように思われますが基本の部分は同じ事が多いのです！

 

 

「もしかしたら・・？」

 

と、思われましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。(^-^)

 

 

 

 

 

貴社でお使いの機械

 

「こんな風にできないかなぁ？」

「最近音がうるさいんだよなぁ・・」

「生産性を高める為に動きを早くしたい！」など・・・

 

 

最善の策を提案させていただきますので

お気軽にご相談ください。

 

 

 

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