アマダシャーリング　油圧式　作動油交換　その２

神奈川県綾瀬市のお客様。

 

 

油圧式アマダシャーリング

 

昨日の続きです。

 

 

ポンプの吸込み側配管に取り付けられていたフィルターです。

 

 

作動油内に混入した異物がポンプ内に入り込むのを防止する為に取り付けられている物なのですが、

 

これもまたスラッジが付着していて目を塞いでいました。

 

 

 

ちなみに

 

フィルターの目が完全に塞がってしまうとポンプが油を吸い込めなくなってしまいます。

 

 

 

そうすると吸込み配管内に負圧（例えばストローの先を塞いで液体を吸った状態）が働き

 

ポンプの回転が重くなってしまいます。

 

 

 

そしてこの重くなった状態で油圧ポンプを起動していると

 

ポンプを回しているモーターに負荷がかかり電装品のサーマルが飛んでしまいます。

 

 

 

 

最悪の場合はモーターが焼けてしまう・・・何て事も。

 

 

 

そして実際にモーターが焼けてしまい新しい物に交換なんて事になると。

 

これまた厄介で、省エネ対策？とやらの関係で

 

現在の規格である高効率モーターしか購入できず

 

値段も以前の物より幾分（数倍）割高の物となってしまいます。

 

 

 

そんなに古くない機械であれば旧式のモーターの代替品として

 

ボルトオン（改造なし）で取り付け可能な場合も有るのですが

 

殆どの場合、モーターの取り付け穴やシャフトの長さなどが違っていたりで

 

色々な部分を改造して取り付けなくてはならなくなります。

 

 

 

まぁ・・・

 

そこまででは無いにしても

 

モーターに負荷が掛かると消費電力も上がりますしね。

 

 

 

 

つづき・・・

 

 

 

 

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