ラジアルボール盤、漏電対策

神奈川県横浜市のお客様。

 

ラジアルボール盤にて

アーム旋回及びスライドのクランプ/アンクランプ操作時に起こる

スイッチ後部の漏電対策を依頼されました。

 

 

 

（改修前スイッチ前面）

 

本来このスイッチはスライド移動用ハンドル中央に有るのですが、

以前に壊れてしまった様で、ハンドル左側に別のスイッチが付いていました。

 

ブラケット（アルミ板）はビスにて固定されていましたが、

スイッチ自体はビニールテープで仮止めされていた状態でした。

 

 

 

 

 

（改修前スイッチ側面）

 

テーピングされているはずの配線がスイッチ後部で一部むき出しに・・・

 

配線の固定もビニールテープで縛ってある状態で途中配線も被覆が擦れてい削れていました。

 

 

 

 

 

（改修後スイッチ全面）

 

スイッチ及びスイッチボックスを既製品の密閉タイプの物に交換。

 

ブラケットもガッチリとした物に作り替えました。

 

 

 

 

 

（改修後スイッチ側面）

 

配線もサドルにてしっかり固定し、見た目にもスッキリしました。

 

 

 

 

 

（改修後、後部配線）

 

見えにくい部分ではあるのですが。

 

改修前はここの配線にたるみがあった為、

その部分がスライドを移動させる度に機械本体と接触し配線を傷つけていましたが、

 

配線をまとめてきちんと固定したるみを無くした事により

配線が擦れる心配がなくなりました。

 

 

 

 

 

 

見た目がスッキリした事も大きいですが、

 

漏電による感電事故や汚れによる発火の危険が取り除かれた事が一番重要だと思います。

 

 

 

 

 

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